Conv コンバージャー

  • 通話の音声をリアルタイムでPCへ送り、
    録音や音声認識など様々な用途に
    利用する事を可能にするUSBデバイス
    コンバージャー

    回線・電話機の種別を問いません。

  • 「クライアント側通話録音」を実現する通話録音用アダプター回線・電話機の種別を問いません。
  • コンバージャーについて
  • コンバージャーの特徴
  • コンバージャーのラインナップ
  • コンバージャーの仕様
  • コンバージャーを用いた
    通話録音システム

コンバージャーについて

コンバージャーとは、通話音声取得アダプターです。
電話機本体と受話器(ヘッドセット)の間に接続し、通話中の音声をUSB経由でPCに送る方式のため、電話機の種別は問いません。
アナログ電話機、デジタル電話機、IP電話機などにおいて、高品質かつ低価格の通話音声を利用したシステムを構築できます。

設備全体像

設備全体像

コンバージャーの特徴

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USB経由の
通録アダプター

PCにUSB接続できる通録アダプターです。
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回線工事を必要としない
簡単な導入・追加

電話機本体と受話器(ヘッドセット)の間に接続し、通話中の音声(通話相手と自分の音声)をUSB経由でPCに送る方式のため、電話機の種類(家庭用、ビジネスホン、IP電話機など)、回線の種類(INS、VoIP、PBX内線など)に依存しません。
既存の環境にそのまま導入でき、回線工事も不要です。
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専用のAPIを提供

録音、再生、音量などをPCのアプリケーションからコントロールするための専用APIを提供しています。
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音声再生

通話時は、電話機についたヘッドセットPCからの再生を聞くとき、PCについたイヤホンで煩わしい場合はコンバージャーを利用することで、コンバージャーに接続しているヘッドセットから再生音を聞くことが可能です。
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複数の音声取得の開始
・停止用のトリガーを提供

  • (a) 側音オン・オフの検出を使った電話機のフック検知による開始・停止。
  • (b) 通話中の音圧検知(有音検知)による開始・停止。
  • (c) 特定の電話システムとの連動による開始・停止(連動ミドルウェアを提供)。

これらの機能を環境によって使い分けることで、有効な自動開始・停止を実現できます。

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送受話別々の音量調整

送話音声(自分の音声)、受話音声(相手の音声)の音量を別々に調整して録音することができるため、「どちらかの録音音量が小さい」などの問題がありません。
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通話音声のテキスト化などに最適なステレオ録音、ST-キャンセル機能(特別バージョン)

特別バージョンとして、送話音声(自分の音声)、受話音声(相手の音声)をステレオの右、左に分けて録音するタイプや、さらに、ステレオ録音の受話音声から側音(Side Tone)を消すことができるタイプもあり、通話音声のテキスト変換などに最適です。

コンバージャーのラインナップ

通話録音用途に使用する「モノラル版」に加えて、音声認識や感情分析といった高度な音声処理に対応するため、ステレオ録音や高サンプリングレートに対応したバージョンを提供しています。

1.モノラル版コンバージャー

送話音声・受話音声をミックスしたモノラル音声をPCに送信します。
送信形式は8kHz16ビットモノラルとなります。)

2.ステレオ版コンバージャー

送話音声をステレオのR側、受話音声をステレオのL側に分離してPCに送信します。
(送信形式は16kHz16ビットステレオとなります。)
受話音声には送話音声が混入しています。

3.EC版コンバージャー

送話音声をステレオのR側、受話音声をステレオのL側に分離してPCに送信します。
(送信形式は16kHz16ビットステレオとなります。)
受話音声に混入している送話音声はEC機能により低減されます。

4.コンバージャーIP(※新商品)

スイッチとIP電話機の間に接続して、パケットをPCに送信するアダプターです。
(送信形式は16kHz16ビットストレオとなります。)
受話と送話は分離されています。

 
コンバージャーIPの接続方法
  • IP電話機とPoESW間に接続し、クライアントPCへUSB経由でIPデータを送信します。
  • PoEパススルーであるためIP電話機には影響しません。
  • パッシブなデバイスであり給電がない場合でも通信可能です。
コンバージャーIP
 
 
コンバージャーIPからの音声等の取得方法
コンバージャーIP
  • 上位アプリケーションは、マイクデバイスから送受話別々に音声を取得することができます。
    従来のステレオ2チャンネル(L/R)の方式に加えて、設定変更により、送話-マイク1、受話-マイク2のように・別デバイスとして音声を受け取ることもできます。 
  • 通話開始、終了のイベントは、従来のフック検知と同様にDLLから受け取ることができます。
    これに加えて呼情報(と通話開始、終了のイベント)をWebSocket経由で受け取ることができるようになります。
 
コンバージャーのラインナップ
モノラル版・ステレオ版・EC版コンバージャー
コンバージャーIP
コンバージャーIP

コンバージャーの仕様

仕様/機能 コンバージャー コンバージャーIP
外形寸法/重量 82(W)×136(D)×26.6(H) (mm)以下 0.40Kg以下 82(W)×136(D)×26.6(H) (mm)以下 0.40Kg以下
添付品 USBケーブル
モジュラーケーブル
USBケーブル
LANケーブル
接続位置 電話機本体とハンドセット(ヘッドセット)の間 IP電話機とPoESWの間
給電 USB USB
PoE
消費電力 1.5W 1.5W
対応電話機 IP電話機(コードレス電話機不可)
デジタル電話機(コードレス電話機不可)
アナログ電話機(コードレス電話機不可)
ソフトフォン(要変換ケーブル)
IP電話機(コードレス電話機可)
ソフトフォン
対応OS Windows7、Windows8(8.1)、Windows10、Windows11 Windows10(64bit)、Windows11
コンバージャーを用いた通話録音システム
通録プラス

コンバージャーを利用した、オールインワンの通話録音パッケージです。
録音、録音ファイルの検索・再生機能などが使いやすいGUIで提供されているほか、稼働状況の監視や、スケジュール・バックアップにも対応しています。

通録プラス
通話録音PBX連携ソリューション

PBXの通信情報を取得することにより、PBXと 連携し、通話の開始と終了に同期して録音ファイルを作成します。
PBXの通信情報から、発信者番号、着信番号、オペレータID、内線番号などを受け取ることが可能で、これにより検索を行うことができます。

通話録音PBX連携ソリューション
CRM連携録音システム

コンバージャーを制御する「通録API」を用い、CRMアプリケーションの応対履歴画面に紐付いた録音ファイルを作成します。
応対履歴画面からの呼出で録音ファイルを再生できるため、業務の効率 化、顧客対応の品質向上が期待できます。
Fast Help(テクマトリックス)、CT-SQUARE(東芝ソリューション)、
Business View(NECネクサソリューションズ)などとの連携実績があります。

音声認識システム連携

コンバージャーを制御するDLLを用い、送受話分離された音声をPC
に送出して、音声認識システムに受け渡します。
Ami Voice (アドバンスト・メディア)、Visual Voice (NEC)などとの連携実績があります。

製品についてのご質問・ご相談もお気軽にお問い合わせください。

製品一覧

  • TLCオリジナルのUSBデバイス

    コンバージャー

  • Ring&Presenceの2-in-1

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  • コンバージャー利用例

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