
DupliCALL DC-LOGシリーズは、信頼性の高いハードを組み合わせた工業用PCサーバーをベースに、日米を含む世界市場で豊富な実績を誇るAi-Logix社の通話録音専用ボードとソフトウェア(SmartWORKS)を使ったエンタープライズ用のコールロガー製品です。
中国のDupliCALL社から最終製品として販売されるDCシリーズは、日本国内では、TLCが総代理店として取り扱います。高い品質と低コストを実現したDCシリーズをぜひお試しください。
DCシリーズには、Microsoft®Skype for Business 2015 (SFB) / Lync 2013 / Lync 2010の通話録音に特化した「DC-LOG AS」を始め、エンタープライズ用ロガーのエントリーモデルとして「DC-LOG ES」、コンプライアンスに必要な機能を備えた「DC-LOG EP」があります。
さらに、既存のSIPロガーを他の回線インターフェイス(SFB/Lync、PRI、BRI)で使用するためのゲートウエイ製品「DC-PGWシリーズ」や、DCシリーズのハードウェア部分を構成するシングルボード・コンピューター「DC-SBCシリーズ」、対面録音の新しいコンセプト、MoIPのためのアダプター「DC-AudioPOINT」、アクセサリーとしてのタップボックス「DC-TX」、拡張シャーシー「DC-EXPANSION」、分岐ボックスなどを提供しています。
DC-LOG Eシリーズは、音声をトランク側 (INS1500、INS64、アナログ) で録音し、同時に内線の呼情報をPBXのSMDRインターフェイスから取得します。これにより、録音は呼の終了まで同じトランクのチャネルに関連づくため、会議や転送の場合でも1つのファイルに収まります。また、SMDRを使うことによりCTIとの連携が必要なくなり、低コストが実現します。
SMDRは、PBXやIP-PBXなどで広く使われており、RS232シリアルポート経由や、最新のIPベースの機種では日付つきファイルのFTP転送で情報が提供されます。提供される呼情報には通常、日付・時刻、通話時間、発信ダイヤル番号、発信者番号、トランク番号が含まれます。
SMDR情報は、通常、通話が終了してから提供されますが、最新のRT-SMDRでは情報の対象となるインシデントの発生時に報告されます。DC-LOG Eシリーズは、RT-SMDRでの情報入手ができる場合、トランクや内線のステータスモニターやライブモニターができます。なお、通常のSMDRの場合はリアルタイムでの内線状況が不明なため、トランクのステータスモニター、ライブモニターのみの対応となります。
転送回数がいくら多くても転送経路を残すことができ、1通話1ファイルと合わせ管理が容易になります。
外出先での会議は、専用Appのワンタッチでスマートフォンに録音ができます。会社に戻り、社内ネットワーク経由で指定されたDC-LOG Eが認識され次第、録音ファイルは自動的にアップされ、一元的に保存・管理されます(アップされるまで録音ファイルの編集・削除はできません)。
店頭や会議室などでの対面録音を一元的に保存・管理することができます。各支店での会議録音は中央で保存・管理され、拠点からの聞き出しはネットワーク経由で行えます。
エンタープライズ用録音システムの標準バージョンとして、通話録音、対面録音の便利さを実感いただける製品です。標準の録音・再生機能、伝言などに使える録音ファイルの送付、対面録音機能などが含まれます。
標準機能に加え、コンプライアンスに必要な機能などを加えた、エンタープライズのプロバージョンです。 ファイルの暗号化、ファイルのバックアップ、マルチレベルのグループ管理機能などが追加されます。
DC-LOGES | DC-LOG EP | |
---|---|---|
モノラル録音、ステレオ録音 | ○ | ○ |
発信者番号、発信先番号などでの検索 | ○ | ○ |
連続再生、高速再生、スロー再生 | ○ | ○ |
録音ファイルのダウンロードや、メール機能 | ○ | ○ |
録音メモ、録音タグ | ○ | ○ |
転送トレイル | ○ | ○ |
アラーム通知 | ○ | ○ |
システム・ヘルスメーター | ○ | ○ |
PINによる特定内線の録音ファイル保護 | 5つまで | 全内線 |
録音ファイルの保存ポリシー | 1つ | 複数 |
グループ管理 | シングルレベル | マルチレベル |
ユーザー認証、監査証跡 | ○ | ○ |
録音ファイルの暗号化(AES128ビット) | × | ○ |
録音ファイルのバックアップ | × | ○ |
DC-LOG A シリーズは、従来のレガシーPBXの録音から最新のMicrosoft®SFBの録音へと進化した通話録音システムです。
DC-LOG ASは、Microsoft社に認定された通話録音のプラットフォームを使用したソリューションで、PSTN外線、内部クライアント、外部クライアント/フェデレーション、会議通話、モバイルクライアントなど、Skype for Business、Lync 2013、Lync 2010のすべての通話を録音できます。録音されたファイルはウェブベースのGUIから簡単に検索・再生でき、導入後すぐにお使いいただけます。
DC-LOG ASには録音の必要性の違いにより、いくつかの導入形態があります。次の表に導入形態の3通りの選択肢と、それぞれの録音範囲と機能の違いを示します。
Microsoft社認定済みのプラグインをフロントエンドサーバーとエッジサーバー(プロキシーサーバー)に入れた場合に、DC-LOG ASはすべてのSFB/Lync通話を録音することができます。
1.プラグインをフロントエンドにインストール
2.プラグインをエッジ/プロキシーサーバーにインストール
1.プラグインをフロントエンドにインストール
2.ミラーポートに接続
1.プラグインをフロントエンドにインストール
2.プラグインをメディエーションサーバーにインストール
LyncやTDMの通話をSIPに変換するパッシブ・ゲートウェイで、INS1500、INS64やマイクロソフト社のSFB/Lync2013/Lync2010の通話を、既存のSIP用ロガーでそのまま通話録音するためのデバイスです。
DC-PGWは、TDMやSFBのシグナリング情報をSIPのプロトコルに変換するとともに、通話音声データをSIPのRTP(コーデック指定)に変換します。
DC-PGW S2S
マイクロソフトSFBからSIPへ
DC-PGW S2S はマイクロソフト社の Skype for Business (SFB)、Lync2013、Lync2010の通話をSIPに変換し、音声データと呼制御情報を合わせたSIPのフォーマットで通話録音システムへ送ります。
これにより、SFB/Lyncの通話を既にお持ちのSIP通話録音システムで録音することができ、低予算での録音システムの変更が実現します。
DC-PGW P2S
INS1500からSIPへ
DC-PGW P2S はINS1500トランクにパッシブに接続され、そこからの音声ならびに呼制御データをSIPのフォーマットに変換してSIP通話録音システムに送ることができます。
これにより、既存のSIP通話録音システムを使ったINS1500 の録音が実現します。
DC-PGW P2S には規模により1U、2U、4Uの3つの選択肢があり、DC-PGW P2S(4US)とDC-PGW P2S(4UE)では最大で10のINS1500をSIPに変換することができます。
DC-PGW B2S
INS64からSIPへ
DC-PGW B2S はINS64のS/T点にパッシブに接続され、そこからの音声と呼制御データをSIPのフォーマットに変換して SIP通話録音システムに送ることができます。
これにより、 既存のSIP通話録音システムを使ったINS64の録音が実現し ます。
DC-PGW B2Sには規模により1U、2U、4Uの3つの選択肢があり、DC-PGW B2S(4US)とDC-PGW B2S(4UE)では最大で60のINS64をSIPに変換することができます。
製品仕様、構成
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製品仕様、構成
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製品仕様、構成
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製品仕様、構成
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3 PCIスロットIPS |
7 PCIスロットIPS |
7 PCIスロットRIPS |